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ESAT-J YEAR 3 · 2023年度

令和5年度 本試験の過去問解説

東京都の公式設問動画(解答例あり)をYouTubeで見る

tsukine Academyの総評

令和5年度のPart Bは全4問で、各問の準備と解答はそれぞれ10秒です。ポスターでは対象月のイベントをすべて拾い、経路案内では所要時間を比べ、キャンプでは案内にない情報を尋ねます。最初に「何を答えるか」を決めると、短い時間でも必要な情報を届けやすくなります。Part Cでは帽子が戻るまでの流れを、Part Dでは遠足先を選ぶ理由を、聞き手が追える順番で話しましょう。

実際の設問に沿った Part A〜D の解説

Part A|校内放送と物語の読み聞かせ

1問目は留学先で新しいクラブを知らせる校内放送です。話題が変わるところで短く間を置き、案内の要点を聞き取りやすく読みます。2問目はホームステイ先の子どもへの読み聞かせです。場面の説明と次の出来事を聞き分けられるように、文の切れ目で区切りましょう。各問、準備30秒・音読30秒です。

Part B|ポスター・経路案内・サマーキャンプ

  1. ポスターから9月のイベントをすべて探します。釣りと音楽の両方を伝えます。
  2. コンサート会場への経路を所要時間で比べ、最短の移動手段である電車を答えます。
  3. キャンプ初日の活動から一つ選び、自分がやりたいことを伝えます。
  4. 2日目のウォーキングについて、案内に載っていない情報を担当者に尋ねます。たとえば雨天時に開催するかを聞けます。

各問、準備10秒・解答10秒です。

Part C|学校行事で落とした帽子が戻るまで

絵の人物になり、昨日の出来事を一人称で話します。学校行事で走っていたこと、帽子を落としたこと、後ろにいた男子が帽子を拾って返したこと、二人で走り終えたことを、絵の順に伝えましょう。準備30秒・解答40秒です。

Part D|山と美術館、どちらが日帰り遠足に向いているか

姉妹校のマイクに送る返事として、山か美術館を選び、生徒にとってどんな利点があるかを説明します。たとえば美術館なら、作品を見て何を学べるのかを具体的に話します。音声は2回流れ、準備60秒・解答40秒です。

採点基準の分析と、次の評価に向けた目標

Part A|意味がつながる位置で区切る

校内放送を想定した自作原稿です。スラッシュは間を置く位置です。

読み方の例

If you'd like to / join the science club, come to Room Five after lunch.

改善例

If you'd like to join the science club / come to Room Five after lunch.

音声の○から◎を目指す練習 条件を一息で読み、案内の前で短く区切ります。原稿を見ていない人が、クラブ名・集合場所・時間を一度で聞き取れるか確かめましょう。

Part B|短い答えでも、聞かれた情報をそろえる

1問目の応答例 There's a fishing event.

改善例 In September, people can go fishing and take part in a music event.

達成度の×から○を目指す練習 9月のイベントを一つだけ挙げた応答に、音楽イベントを加えます。2問目では電車、3問目では選んだ活動、4問目では案内にない質問を一つ伝えます。公式基準では、趣旨に合っていれば単語での応答も認められます。

2. Let's take the train.
3. I'd like to try the cooking activity.
4. Will the walk still take place if it rains?

Part C|帽子を返した人と、その後の出来事をつなぐ

応答例

Yesterday, I ran in a school race and lost my cap. I finished the race with another student.

改善例

Yesterday, my cap fell off while I was running in a school race. A boy running behind me picked it up and handed it back. We kept running and crossed the finish line together.

達成度と言語使用 達成度は各コマの事実ごとに判定されます。誰が帽子を拾い、どう自分に戻ったかを補いましょう。言語使用で○から◎を目指すなら、走っている途中で帽子が落ちたことを while でつなぎ、拾う・返す・走り終えるという流れが聞き手に伝わるか確認します。

Part D|行き先を選び、生徒にとっての利点を説明する

応答例

I'd choose the art museum for the school trip.

改善例

I'd choose the art museum because students can learn by looking closely at real paintings. For example, two classmates could compare how different artists paint the same kind of scene. Sharing what they notice would help them see details they might miss on their own.

意見と理由をそれぞれ○に近づける練習 行き先を明示し、なぜ生徒に向いているかを足します。言語使用の評価を上げる練習では「実物を見る → 作品を比べる → 一人では見落とす違いに気づく」の関係が伝わるように話します。

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